狐憑き
の話は日本全国各地に見られる。キツネに憑かれた者は精神病のように異常な状態になるものと考えられている。
キツネが守護霊のように家系に伝わっている場合もあり、管狐、オサキ、野狐、人狐が憑くことも狐憑きと呼ばれる。
狐火
火の気のないところに、提灯または松明のような怪火が一列になって現れ、ついたり消えたり、一度消えた火が別の場所に現れたりするもので、正体を突き止めに行っても必ず途中で消えてしまうという日本全域に伝わる狐火。
狐の嫁入り
闇夜に山野で狐火が連なっているのを、狐の嫁入りの提灯行列に見立てて、いったもの。
狐の行列ともいう。
日が当たっているのに、にわか雨の降ること。
二者とも、狐に化かされていると錯覚して、このような呼び方が生まれたと思われる。
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